大学院生の今、"学生時代"に何ができるのか
理系の大学院生と大学生の違い
大学生の理想と現実
大学に入る前は大学生のイメージって
「サークルで彼女作って 夜は塾のバイトして 休日は友達と旅行に行ったり合コンしたりするんだろうな」
と、漠然と「楽しそう」というイメージがありました。
しかし、実際は毎日授業があり、実験で夜遅くまで居残りしたり、金欠だから土日はバイトづめ。日々の宿題やテスト勉強が忙しくて、入っていたサークルも辞め、不規則な生活・偏った食生活・飲酒によってお腹が出て...
理想とのギャップがかなり多いように感じました。
文系のことはあまりよく知らないのですが、特に理系の人にはこんな人が多いような気がします(違ったらごめんなさい)
大学院生の理想と現実
じゃあ大学院生はどうか。
結論から言うと「理想と現実のギャップはそこまでない」といえました。
理系の大学生は大抵の場合、学部4年の時に各学科の中の研究室に配属され、卒論に向けて研究を行います。
当然研究室には大学4年生だけでなくマスターやドクターの大学院生がいます。また、ポスドクや教授、外部機関の来訪者など、今まで大学生活では関わってこなかったような「研究生活の熟練者」がたくさんいます。
そんな人たちと同じ居室で毎日顔を合わせるのです。嫌でも大学院生の生活スタイルを目の当たりにすることができますし、忙しい研究生活の中で学部4年生も彼らの生活スタイルに順応していきます。
大学入学前に抱く理想像とは違い、大学院生のイメージというのは
「理想を描こうとしても現実が目の前にある」
ということが大きな違いだと思います。
推測で描く未来ではなく、経験から裏打ちされる未来です。
だから実際はほとんど大学院進学前のイメージと同じで、「理想とのギャップに苦しむ」というようなことはありませんでした。
大学院生は学生の延長か?
これは大学4年の頃から考えていたことです。世の中には、高校を卒業してから働いている人や、短大・大学を卒業して立派に社会に出ている人がたくさんいます。そんな人たちがいる中で僕は大学院に行くことで
「よっしゃ、まだまだ学生できるぜ!」
という感じで、M1の冬くらいまではそう思ってました。
そんな僕が
「果たして大学院は学生の延長なのだろうか。学生気分でいていいのだろうか」
と考えるようになったのは、就活を始めてからでした。
就活中は漠然とした不安がずっとある感じで、かなりしんどいです。無限に自己分析と企業分析を行なって、無限にESを書いては修正して、面接で自己PRをするために台詞を暗記して...
そんなことをしているうちに
「俺ってなんのために大学院に行ったのだろうか」
と疑問を持つようになりました。
「いつまでも学生気分でいいのだろうか」
「こんなに早く就職したいのなら理系ではなくて文系を選べばよかった」
「学生だから学校に行けばなんとか生活できるのではないか」
などと思いはじめていました。
自分のやりたいこととは
こういうふうに考えたのは、ESで
「弊社において成し遂げたいこと」
「10年後どんなことをしていたいか」
という、ESではよくある質問を考えている時でした。
自分は何になりたいのか。なぜこの会社を選んで、どんな仕事をして、どんな人生を歩みたいのか。
こんな当たり前のことを、それまで深く考えていませんでした。
「自分は何がしたいのか」
この大きな難題が目の前に立ちはだかりました。
「やりたいこと」と聞くと、「A社に入って、エンジニアになって年収〇〇万円稼ぎたい!」とか「先輩の〇〇さんのように、プロ野球選手になって大リーグで活躍したい!」のようなことを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、僕の考えている「やりたいこと」というのは、その先にあるものです。
「なぜエンジニアになりたくて、年収〇〇万円稼ぐのはなぜで、何を目指しているのか」
「なぜプロ野球選手になるのか。自分のどんな得意なことを生かせるからプロ野球選手になって、プロ野球選手になって何を成し遂げたいのか。なぜ先輩のようになりたいのか。」
僕は凡人なのでこういった深掘りが全くできていませんでした。
凡人ながら、このような人生の目標を決めることがまず大事だと考えました。
得意なことと好きなこと
自分のやりたいことを探すには、この2つが必要だと思いました。
得意なこと
得意なことって、実はたくさんあると思いますが、自分で気付いてないことが多い気がします。僕自身もそうです。
どうしても自分の短所に目が行きがちです。
あ、ちなみに「得意なこと」というのは、ニュアンス的には「先天的に身についている思考や行動」を指します。
だから、「ピアノができる」「数学の点数が高い」「足が速い」といったことは含みません。誰にでも技術的に伸ばすことができる可能性があるからです。
さて、話を戻して「得意なこと」とは何か。
僕は何が得意なのかと考えると次のことが挙げられると思います。
- 「人に意見をはっきり伝える」
- 「正義感が強く、倫理的・道徳的に正しいと思ったことに従って行動する」
- 「初めて会う人ともすぐ打ち解けられ、新しい環境に飛び込むことにストレスを感じない」
まあ物はいいようで、自分の普段の行動を思い返していいようにいうとこんな感じになった、というだけですね。
得意なことを考える上で、普段の行動を思い返すだけじゃなくて、周りの人からどう言われることが多いかというのも参考にしました。
僕はよく
「べら兄は圧がすごいよねw なんていうか、熱量とかがむき出しって感じ」
「べら兄って、めっちゃ根が真面目だよね。結構ルールとかにうるさいわw」
「なんで知らん人にすぐ話しかけれんの?」
とか、言われます。
なんかうざいやつみたいな印象を受けるかもしれないですねw
でもそれを自分では別に悪ことじゃないと思ってますし、逆に自分の武器だと思ってます。
だから、こういう自分の得意なことを今後の人生で生かしていけたらなと思ってます。
好きなこと
じゃあ、好きなことはなんですか?という話です。
実はこれ、まだ自分の中で全然正解が出ていません。
自分って何をしている時が楽しいんだろうか。どんなことをしてると疲れず続けられるか。
正直たくさんありすぎて辛いです。いや、むしろ実は全部あんまり興味がなくて、順位付けできていないだけかもしれないです。
だから自分の中で正解が出ていません。
逆にこれさえ分かれば、自分のやりたいことが見つけられるのになあと思ってます。
やりたいことと就職活動
僕は、就職活動自体はもう終えてしまっています。
「終えてしまっています」と書いたのは、自分のやりたいことが明確ではないにも関わらず、人生にレールを引いてしまっている気がしているからです。
友達と話していても、あまり自分が将来どんな生活を歩いていきたいかという話は深くできません。ただ単に友達が少なくて腹を割れる人がいないだけかもしれないけど(泣)
自分はどんな人生を歩みたいのか。
これを考えるきっかけになったのが就職活動であるにも関わらず、就職活動で答えは出せませんでした。
でも今からでも自分のやりたいことを探すのは遅くないと思います。自分がどうなりたいかが決まり、就職先の企業でそれが実現できるのであればラッキーですし、違っていたら転職したらいいです。
「社会人になったら時間ないよ」
「会社勤めしながら転職活動しんどいよ」
「そんなうまいこと行くと思ってんの?」
そんなこと考える必要ないです。
というか、僕にはこれが全部言い訳にしか聞こえません。
時間がないなら早起きして時間を作ればいいし、しんどいなら会社辞めればいいし、うまいこと行くかどうかの不安を考える暇があるなら自分の希望ある未来のことを考えた方が楽しくないですか?
人生これから先長いので考える時間はたっぷりありますが、根無草のようにぷかぷか水に浮いている人生は嫌です。
だから僕はこうやって自己発信しながら、自分の伝えたいことを共有し、1人でも自分と同じ境遇の人に気づいて、今すぐ行動してほしいです。
場合によっては反面教師にしてほしいです。
最後に
実はこの投稿が私の人生初めてのブログ投稿です。
本来は「はじめまして」みたいなタイトルで投稿するのが通例(通例知らんけど)だと思うのですが、自分がブログを始めたいと思ったきっかけが、「自己発信をしたい」という思いに駆られたからでした。
僕は普段から他愛のないことから、人間関係のことなど様々なことを考えています。そういいう人なんです。
でも、それをこれまでの20数年自分1人の中で有耶無耶にして誰にも伝えずに生きてきました。
しかし、ついこの間、友達とスタバでコーヒーを飲みながら「これからの人生どうする?」という話になり、気づいたら自分が熱く語っているのに気づきました。
自分自身、思うことがたくさんあって、
人に伝えることってめちゃくちゃ楽しい!!!
と実感しました。
だから、もっと自分の思ってることを知ってほしい!もっと多くの人に届けたい!という気持ちでブログを始めることにしました。
これからの投稿が自分だけでなく、皆さんの心のエッジに少しでもかすってくれれば嬉しいです。
見にくいレイアウトなどもあったかもしれませんが、生暖かく見守ってください。
これからよろしくお願いします!!!
あと、InstagramとTwitterも始めたのでフォローお願いします!
今日はここまで。
べら兄でした!